うつろひたる菊 訳。 蜻蛉日記「町小路の女/うつろひたる菊」 解答/解説

蜻蛉日記「うつろひたる菊」

時間が過ぎる たる=完了の助動詞「たり」の連体形、接続は連用形 たり=完了の助動詞「たり」の終止形、接続は連用形 と、いつもよりは注意を払って書いて、色あせた菊に挿し(て手紙を送っ)た。 それなのに私は、門を開けるまでのじかんよりももっともっと長い時間を、たった一人でさびしく過ごしているのですよ」と兼家の愛情が衰えたことにうらみを述べて、兼家の行動を非難し、彼の心を自分に振り向けようと心を込めて読んでいる。 」などと言いながら通うのが当然であるのに、ますます不愉快に思うこと、この上ないよ。 寝る=ナ行下二動詞「寝(ぬ)」の連体形 あくる=掛詞、「明くる」と「開くる」が掛けられている。 ・b… 現在推量の助動詞「らむ」の連体形(「や」の結びとなっている。 lscholar. 指導案名の右のアイコンの凡例です。 つれなうて、「しばし試みるほどに。

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蜻蛉日記『町の小路の女・うつろひたる菊』(さて、九月ばかりになりて〜)の品詞分解 / 古文 by 走るメロス

」など気色(けしき)あり。 疑はしほかに渡せるふみ見ればここやとだえにならむとすらむなど思ふほどに、むべなう、十月つごもり方に、三夜しきりて見えぬ時あり。 (それにもかかわらず、夫の兼家は)素知らぬ顔で、「しばらく(あなたの気持ちを)試しているうちに。 つとめて、 なほもあら じと思ひて、 現代語訳 夫兼家が帰ってきたようだと思うと、不愉快なので私の家の門を開けさせないでいると、(夫兼家はそのまま)いつもの(町の小路の女の)家と思われるところに行ってしまった。 この大単元の中の発展学習として行った部分を、事例として取り上げます。

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蜻蛉日記 「うつろひたる菊」解説

」など言ひつつ ぞある べきを、いとどし う こころづきなく思ふこと ぞ、 限りなきや。 驚きあきれて、 せめて私がその手紙を 見てしまったと いうこと だけでも知られようと思って、 余白に歌を 書きつける。 翌朝、やはりこのままではいられまいと思って、 [嘆きながら独りで寝る夜が明けるまでの間がどんなに長 くつら いものかおわかりですか 、いえ、おわかりになりますまい。 「べき」は連体形だが、これは「を」を受けてのものである。 ますます激しく不愉快に思うことはこの上ないことよ。

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蜻蛉日記「うつろひたる菊・町の小路の女」原文と現代語訳・解説・問題|なげきつつひとり寝る夜

[全く本当に 冬の夜はなかなか明けないが 、冬の夜でもない真木の戸でも遅く開くのはつらいことですよ。 315の61番 と 格助詞、 思へ ハ行四段活用動詞「思ふ」已然形 ども 接続助詞、 言は ハ行四段活用動詞「言ふ」未然形 「いはむやうも知らで」でどう言ってよいかわからないで。 先に進める などの意味があるがここは2の物を送る む 意志の助動詞「む」終止形。 に 格助詞 渡せ サ行四段活用動詞「渡す」已然形 「渡せる」で渡してあるの意味だが、ここは渡そうとしている。 文脈によって、早朝または翌朝の意。 その美貌と歌のやり取りの機転で、兼家の心を射止めた彼女ですが、兼家の足が遠のくごとに、そのことを嘆く歌をたくさん詠み『蜻蛉日記』という日記にしたためています。

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『蜻蛉日記』「うつろひたる菊」の現代語訳と重要な品詞の解説3

それにしても、たいそう不思議なほど、(兼家は)何気ないふりをしている。 知る=ラ行四段動詞「知る」の連体形。 重要な品詞と語句の解説 語句【注】 品詞と意味 1 のがるまじかりけり ラ行下二段動詞「のがる」の終止形+不可能推量の助動詞「まじ」の連用形+詠嘆の助動詞「けり」の終止形。 さて、九月ばかりになりて、出でにたるほどに、箱のあるを手まさぐりに開けて見れば、人のもとにやらむとしける文あり。 」など言ひつつぞあるべきを、いとどしう心づきなく思ふことぞ、限りなきや。 この世をば我が世とぞ思ふ望月のかけたることのなきと思えば この歌で知られる我が世を謳歌した人物が 藤原道長。 しかも、通ってくる時間はほとんどが夜。

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蜻蛉日記 「うつろひたる菊」解説

手紙を届けようとしているの意味。 」などと言いながら通うのが当然であるのに、ますます不愉快に思うこと、この上ないよ。 藤原道綱母は、絶世の美女と自他ともに認めているばかりか、歌の教養や機転にも自信があり、たいへんプライドの高い女性だったようです。 」とて出づるに、 ここ(私の家)から、夕方ごろ、「内裏(宮中)に断れそうにない用事があるのだ。 ぞ=強調の係助詞、結びは連体形となるが、係り結びの消滅が起こっている。 このまま黙ってなんていられないと筆跡に注意して体裁を整えた歌をかいて、色変わりした菊に挿して送る• 意外なことだとあきれて(自分が)見てしまったということだけでも(夫の兼家に)知られようと思って、書きつける。

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蜻蛉日記町の小路の女うつろひたる菊品詞分解現代語訳(2/2ページ)

」と(夫の兼家が)出かけるので、 心得 で、人をつけて 見すれ ば、「町小路(まちのこうじ) なるそこそこに なむ、止まり たまひ ぬる。 「なり」というと基本的に「断定」の意味だが、直前に「場所を表す体言」が来るとこのように「存在」の意味となる。 [全く本当に 冬の夜はなかなか明けないが 、冬の夜でもない真木の戸でも遅く開くのはつらいことですよ。 本当に本当に(あなたが言うとおり冬の夜はなかなか明けずつらいものだけれど)、冬の夜ではないまきの戸も、なかなか開けてもらえないのはつらいことだと初めてわかったよ。 さなめりと思ふに、憂くて、開けさせねば、例の家とおぼしきところにものしたり。

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